雨の前撮りを紅葉の奈良公園で・紅葉の絨毯、今日は曇り時々小雨の最高のコンディション12.11.23
2012年 11月 23日
なので今日の新郎さん、新婦さんの2人も今日は撮影できないと完全に諦めていた様子でした。
でも、前日に私が出した今日の気象に関する説明を聞かれ、雨を覚悟での撮影決行に変更されました。
5時間にわたる撮影の中で、途中で20分ほど雨宿りしましたが、それ以外は傘も不要な良い感じでした。
ロケーション撮影と言えば、皆さん、晴れの良い天気の方がいいと思われますが、実は全くの逆なんですね。
晴れていると気持ちはいいのですが、どうしても影が強く出てしまいます。
そのため、見てるぶんには綺麗な場所でも写真に撮れば影の部分が真っ黒になるため撮影に適さない場所が増えます。
なので、晴れていても出来るだけ日陰で撮ったり、顔に影ができない完全な逆光の撮影が多くなります。
それはそれで綺麗な写真なんですが曇りの日に比べて、どうしても撮影できる場所が少なくなります。
ここに載せている写真も、晴れている日であれば撮ることができなかったような写真ばかりです。
特に紅葉や桜、新緑の季節は快晴の青空よりも曇りや傘がいるかいらないかくらいの小雨の方が綺麗な写真が撮れます。
晴れている時の方が、綺麗に撮る事が難しいのでプロの腕の見せ所ではあるのですが・・・
でも、やっぱり、曇っていたらここは凄く綺麗な場所なのにな・・・
と心の中で思いながら諦める事も多いです。
なので、ロケーション撮影では、綺麗な写真が撮れるのかどうかを基準にして天気の判断をしています。
もちろん晴れていれば撮影決行ですが、曇りや雨予報でも撮影する事があるのは、そう言った理由からなんですね。
そして意外に思われるかもしれませんが、ロケーション撮影の大敵は雨ではなく強風なんです(^_^;)
風が強いと髪型も乱れるし着物も乱れてしまい、なかなかシャッターを切る事が出来なくなります。
そして撮影に適した小雨であっても風が強いと傘が役に立たなくなりレンズに水滴がついたりして撮影が困難になります。
そのため、キキフォトワークスでは一般の天気予報だけではなく、色んな気象情報を集めて天気の判断をしています。
天気が悪くなる理由が寒冷前線なのか温暖前線なのか。閉塞前線なのか低気圧なのか。
もしくは気圧の谷なのか大きな気圧差なのかも調べます。
前後3日間の地上天気図と高層天気図、ウインドプロファイラ、それと撮影地の地形を考慮して予想します。
わかりやすく言えば、天気予報の降水確率100%というのは、その日が1日中、ずっと雨が降り続くって意味ではありません。
撮影場所だけ、撮影する時間だけ、撮影に問題が無い天気であればいいのです。
でも、それは一般の天気予報には載ることが無いので、自分で判断する事になります。
それでも、相手は自然なので完全に予想することは不可能ですが、そこがロケーション撮影の難しさです。
なので、今日のように北海道から九州まで降水確率が90%とか100%で埋められると、余計に燃えます!
そして撮影後、今日は多くの同業者が撮影を延期したと聞くと、心の中でガッツポーズを撮ってビールを飲みます(^○^)
今日は降水確率100%でしたが雨の降る理由を調べて、お客さんに説明し撮影決行を口説きました。
そのおかげで今日は曇り、時々小雨の最高のコンディションとなり、こんなにも綺麗な紅葉や銀杏の写真が撮れました。
全カットのデータ付き
撮影枚数、ポーズ数も制限なし
お渡しするデータの枚数制限なし
最後まで読んでくれて😊
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池田一喜です。
愛妻家で親ばか丸出しのカメラマンです
仕事、3人の子育て、家事、ガンダム、ジオン
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写真は未来の宝物
将来、辛い事があった時
貴方を勇気づけるような写真を残したい
元気と勇気と優しさを
思い出してくれるような写真を
そんな思いで記念写真を撮っています。
嫌な暗いニュースばかりが大々的にセンセーショナルに取り上げられる風潮の世の中の中で、そんな写真が少しでも広がれば未来や人類に対して明るい希望を持てると思うのです。
何十年後かに写真を見返して、その時の自分の気持ちを誰かとシェアしてもらえたなら、そんな写真を撮ったカメラマンとしてこれほど嬉しい事はないのです。
神道、神社、キリスト教の研修も受けてます。
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全ての撮影に伺います。
中学校の卒業アルバムも制作しています。
写真川柳、子育てブログ、コラムも書いています。
セミナー講師や撮影指導も行なっています。